Standard標準品

スイッチのご使用上の注意事項

スイッチの操作に関して
  • ツマミの操作は、指の腹で丁寧に操作して下さい。
    工具、器具等の硬いものを当てたり、叩いたり、過剰な力で操作すると、ツマミが破損したり動作不具合の原因となります。
  • また過度な力、振動、衝撃も、意図しないON/OFFの切り替わりや、破損の原因となります。
  • ツマミは、OFF位置、ON位置、正しい位置でご使用下さい。OFFとONの間の不安定な位置で使用すると、導通異常の原因となります。
  • 双投(2段)以上のスイッチで、2段以上切り替える場合は、回路毎の停止位置で一旦停止させながら操作して下さい。一気に切り替えると動作不具合の原因となります。
スイッチの取り扱いについて
  • スイッチを分解したり改造したりしないで下さい。構成部品を削ったり、加工したりすると、動作不具合や破損の原因となります。
  • 防水、防塵タイプでないスイッチは、水濡れや液体による洗浄及び塵埃を避けて下さい。
  • ツマミ等にPC(ポリカーボネート)を使用しているスイッチは、保管や機器への組込み、市場での使用に際しても、特にアルカリ系洗剤や溶剤の付着を避けて下さい。
    PCがケミカルクラックにより破損脱落し、発煙や発火の原因となります。
負荷に付いて
  • ランプ負荷、または力率60%以下で使用される場合は、実負荷でご確認下さい。
  • 突入電流が大きい場合に付いても、内部接点が溶着する場合がありますので、実負荷でご確認下さい。
微小電流で使用される場合
  • スイッチを使用する場合、定格を超えた条件で使用する事は出来ませんが、極端に小さい電流で使用する場合も注意が必要です。
    数ボルト、数十ミリアンペア程度(アークが、発生しない)の電気を入り切りする様な条件で使用する場合、接点の酸化対策、空気中に浮遊するゴミ対策等を施す必要のある場合があります。弊社のスイッチをこの様な条件で使用する場合は、予め弊社へお問い合せ戴きます様、お願い致します。
リード線の配線について
  • タブ端子にレセプタクルを挿入する場合は、真っ直ぐに適正な一定の力で手挿入して下さい。斜め挿入や抉る様な力、及び過剰な力を加えると、端子の固定が緩み、不具合の原因となります。
  • 半田付け端子にリード線等を半田付けする場合の推奨条件は、300℃以下、3秒以下となります。スイッチ内部に半田やフラックスの流入がない様にして下さい。
スイッチの保管について
  • 保管は、室内で直射日光を避け、常温常湿で保管して下さい。
  • 部品に銀メッキや銀合金を使用しているものが多く、特に亜硫酸ガス等の反応性ガスの接触を避けて下さい。
    不適切な環境で、保管、ご使用戴きますと、酸化や変色を起こし、更に進行すると半田ヌレ性不良や導通不具合の原因となります。
    一ヶ月以上の長期保管する場合は、スイッチの個装箱毎、ガスバリアの袋か厚手のビニール袋に入れて、密閉保管する事を推奨し致します。(袋は、RoHS禁止物質非含有の材質を推奨)

(注1)仕様書や図面等により個別仕様がある場合は、個別仕様が優先されます。
(注2)ツマミは、スイッチのタイプによりボタン、レバー、ハンドル等と呼称する場合があります。



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